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Think-Lands Co., Ltd.
多層フィルムのOCT計測実例
■4層構造の機能性フィルムの測定サンプル
四層ある多層フィルム(左上)をOCTで観察しました。
三次元(左下)、または断層(右上)のOCT画像からフィルムが四層あることが確認できます。
また、それぞれの層の厚さも算出することができます。
右下の五つの画像は層を作っているA-E面のOCT画像です。
それぞれの面で異なる表面形状が観察できます。
このようにOCTを使うことで、多層フィルムや多層膜の厚さ測定や不純物の検査(3D形状・深さを含めた位置)、表面形状の評価などが行えます。
■活用例
様々な機能性フィルムに対応いたします。
・各種光学フィルム
(ディスプレイ表面保護用フィルム、反射防止フィルム、拡散フィルム、ハードコートフィルム など)
・ディスプレイ(FPD/OLED)
・工業用フィルム
・包装用フィルム など
▪活用例1
多層構造の製品の寸法検査では切断による応力でひずみが生じる。
→OCTを使用すると、切断せずにそのままの状態で層構造の寸法検査が可能。
多層フィルムのたわみ・ゆがみ・応力の数値化も実現。
▪活用例2
フィルム内の異物確認を顕微鏡で行ったが、深さがわからず観察にも時間がかかる。
→OCTでは3D形状や深さの特定が可能。
自動ステージと組み合わせて時短・省人化を実現。
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